石鎚 純米吟醸 プリンセスミチコ
Ishizuthi Junmaiginjou Princess Michiko
東京農大が1966年に上皇后美智子様が皇太子妃時代に英国から贈られたバラ「プリンセスミチコ」の花から分離・培養に成功した酵母で醸されています。
マンゴーやリンゴ、バナナを思わせるような華やかな果実香と、味幅のあるやわらかな味わいが特徴です。
アルコール分:16 原料米:しずく媛 精米歩合:55%
東京農業大学「株式会社農大サポート」が実施する「プリンセスミチコプロジェクト」に石鎚酒造も参加しています。このプロジェクトは、東京農業大学がバラの品種である「プリンセス・ミチコ」の花から分離することに成功した「花酵母」を使用し、新しい日本酒を作るプロジェクトです。醸造するのは、(株)南部美人、出羽桜酒造(株)、(株)一ノ蔵、浅間酒造(株)、関谷醸造(株)石鎚酒造(株)、(株)澄川酒造場の7社で、いずれも農大の卒業生の蔵元です。
石鎚酒造
愛媛県西条市氷見丙402-3
石鎚酒造が位置する西条市は、西日本最高峰の石鎚連山を源とする清浄で水量豊富な加茂川が市の中心部を貫流しており、古くから四国屈指の「水の都」です。加茂川がもたらす地下水は、市内いたるところで自噴し、これを「うちぬき」と呼ばれ、地下水がそのままの上水道として使用されほど水と緑の溢れる自然環境に恵まれています。
現在、石鎚酒造では長男の浩専務(酒母、もろみ管理)、次男の稔製造部長(原料処理、麹屋)が中心に家族4人が一丸となり酒つくりが行われています。(父親である社長が釜屋、長男夫人の弥生さんが酵母培養を担当。ちなみに弥生さんは浩専務とは東京農大時代の同級生。)
真摯な姿勢で酒つくりに情熱溢れる当蔵は、妥協せず、常に向上心を持ち続けています。