Chateau Certan de May
シャトー・セルタン・ド・メ
フランス:ボルドー ポムロール地区
1990年代のスランプの後、完全復活
ペトリュスとヴィユー・シャトー・セルタンの間、ポムロールで最も標高の高い場所に畑は広がります。熟した果実味と樽の風味が交わったポムロール銘酒の1つです。
Vt
Chateau Certan de May
■2010 シャトー・セルタン・ド・メ 750ml 13,500円
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2011
Chateau Certan de May
■2011 シャトー・セルタン・ド・メ 750ml 10,200円
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2010
Chateau Certan de May
■2010 シャトー・セルタン・ド・メ 750ml 13,500円
2009
Chateau Certan de May
■2009 シャトー・セルタン・ド・メ 750ml 12,000円
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2008
Chateau Certan de May
■2008 シャトー・セルタン・ド・メ 750ml 10,800円
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ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版
ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より
この小さな宝石のようなブドウ畑は、ポムロールの空の下でスターになった。セルタン・ド・メの畑はポムロールの最も標高の高い土地、ヴィユー・シャトーセルタンとペトリュスの間というすばらしい位置にある。ワインは何年もの間、別のシャトーで造られていたが、1974年から、現在の所有者オデット・バロー=バダール夫人と息子のジャン=リュックが細かい点に至るまで責任を負っている。その結果、注目に値するほどリッチで、凝縮感のあるポムロールが続々と生まれ、セルタン・ド・メをアペラシオンのスターにした。とは言うものの1990年には、理由はわからないが、草っぽくなり、凝縮感が欠けるようになった。
1976年からセルタン・ド・メがポムロールで最も有望なワインの1つとして姿を現したのには、いくつかの理由がある。1976年、古い木製の発酵槽がステンレス製に取り替えられた。さらに、ジャック=リュック・バローに与えられる権限が大きくなり、セルタン・ド・メの品質を高めるいくつかの決定が下されたのは間違いない。このシャトーはできる限り遅く収穫することを信条としている。はた非常に長期間のマセレーション(1ヶ月近い)は、ワインが超凝縮して、非常に濃い黒から紫色になり、長い熟成のためのタンニンを備えるのを保証している。オークの新樽70%の使用によって、新樽の特徴と、よく熟した凝縮した果実味とが完璧に結合したようだ。
しかしながら、これは若いうちに飲めるようなポムロールではない。1970年代半ば以降の最高のヴィンテージの大半は、おおいなる成長を見せるようになるまでに、少なくとも7年から10年の瓶熟が必要だった。悲しいことに、ここ10年から15年間でムラが多くなったことを考慮すべきである。
~一般的な評価~
特筆に価する立地から恩恵を受けているこのシャトーは、古いヴィンテージ、とりわけ1940年代と1950年代のワインで極めて有名である。1980年代もまた順調であった。そして1990年代のスランプの後、復活したようである。
平均年間生産量:2万4000本
畑 面積:5,0ha、平均樹齢:25年、植樹密度:5500本/ha、平均収量:40hl/ha
育成:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレスタンクで4~5週間。ポンピングオーバーは頻繁に行う。熟成は新樽70%で14~16ヶ月。濾過については詳細不明。
ブドウ品種:メルロー70%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニョン5%
所有者:オデット・バロー=バダール